ITと創作でねこを飼いたい

プログラミングやITで勉強したこと、疑問をまとめます。

きっと、あの日の僕は今の星野源を好きにはならなかった

2019年10月14日 「Same Thing」の配信リリースと共に、「おげんさんといっしょ」が放送されたこの日。
星野源ファンにとって、これほど至福な一日はなかったのではないだろうか。
海外ツアーを控えた彼にとっても、この日は特別な一日であったと思う。

おげんさんといっしょ。放送直後。10月15日0時00分00秒
強烈な音楽の余韻に浸る中で、しかし私はこう思っていた。

きっと、あの日の”僕”は今の星野源を好きにはならなかっただろう、と。

星野源の音楽との出会い

私の星野源との出会いは、ほんの少しだけ突拍子のないものだった。

それは、私が高校三年生の三月のことである。
私はその頃、受験も終わって、ただただ家で空虚な日々を過ごしていた。
第一志望の大学に落ちて滑り止めの私立に行くことになった私は、何かに負けてしまった、そんな喪失感を抱いていたのだ。
滑り止めの大学は入る学部も学科も適当に選んだところで、
私にあったのは希望でも目的でも目標でもなく、大きく鬱陶しい不安だけだった。

家でボーッとしながら、私は(わざわざ録画していた)「おじゃる丸スペシャル」を観ようと思った。
できれば「高校生にもなって」と笑わないで欲しい。
私は、あの独特な不思議な世界観が好きだったし、スペシャルだったら絶対面白いだろうとまで思っていたのだ。

その話は「銀河鉄道の夜」を題材にしたお話だった。

平日の真昼間から、幼児向けアニメを観ていた高校三年生は(実に滑稽なものだが)、エンディングになって唖然とした。
いや、あの日の衝撃は今でもうまく言葉にできない。驚いたし体中に電流が走ったし鳥肌が立った。そしてなぜだか少しだけ、涙が出ていた。

そのエンディングを歌っていたのが「星野源」だったのである。

文筆家で役者でアーティスト

ほんの少ししか流れなかった劇中の曲を、私は何度も何度も巻き戻して再生した。
何が私をそこまで掻き立てたのかは分からない。けれど、こんなにも惹き付けられる音楽との出会いは、私の人生にはかつてないものだった。

スマホを持ち始めたばかりで、まだまだインターネットに慣れていなかった私だったが、
衝撃のままに「誰だこの男の人は!?」と検索をする。

星野源」という名前とともに、自分が微かに涙した曲は「ある車掌」という名前であることを知った。
「ある車掌」がリリースされていなかったことに落胆しながら、私はYoutubeに挙がっていた星野源の曲を、「他にどんな歌を歌っているんだろう」と何の気なしに再生する。

びっくりした。全部好きだった。こんな都合のいいことがあるのかと思った。

その頃、Youtubeに挙がっていたのは「くせのうた」「日常」「くだらないの中に」「フィルム」だったと思う。「くせのうた」以外は通して聞くことはできなかった(この頃は源さんがこだわってわざとやっていることも知らなかった)

調べると、文筆家で役者で、「うんちを漏らしたことがある」というパワーワードまで出てきて、私は何だか星野源ワールドにすっかり魅了されてしまっていた。当時発売されていたアルバム「ばかのうた」「エピソード」を買って、しばらくすると我慢できなくなってシングルの「フィルム」も買っていた。

死にたくなるような曲を歌う人

今となっては、「そう言われていた」というソースを探すことの方が難しいが、(私の記憶を頼りに言うなら)、源さんはその頃「死にたくなるような(暗い)曲を歌う人」「”生活”を歌う人(キッチン・茶碗・老夫婦などがそう言われる所以であろう)」と呼称されていた。
確かにその頃は暗めの歌の方が多かった。歌い方にしても「スーダラ節」で観客を泣かせるほどである。しかし、ポップじゃないそれもよかったし、その頃の私にとってはそれがよかった。

そして源さんの曲は、私にとってただただ暗いだけでもなかったのである。

例えば、「ばらばら」と言う曲がある。
アルバム「ばかのうた」の1曲目であり、歌詞カードには「どん底の状態でポロっと出てきた曲」とまで書かれている曲だ。
暗いか明るいかで言えば、もちろん暗い。
けれど、源さんは歌詞の中で「世界は一つじゃなくていい、ばらばらのままでいいんだ」と、そう諭してくれる。
みんな結局ばらばらで、でも一つになる必要はない、ばらばらでいい。
分かっていたようで、分かっていなかった。そんな気付きがあって、その頃の私にはガツンとくるものがあった。

Mステ→いいとも→新曲発売

大学で一人暮らしを始めると、通学時間にイヤホンで源さんの歌を聴くのが日課になっていた。
友達とカラオケに行ったときも、空気なんて読まずに(みんな知らない曲が多かった)源さんの曲を歌いまくった。

そんな折、源さんが「夢の外へ」という楽曲でミュージックステーションに初登場することになる。
そのときの私の喜びようったらなかった。夢の外ではなく、夢の中のような心持ちで、高校時代の部活のLINEに「絶対いいから観て!」とメッセージまで送ったほどだ。

タモさんと相性良さそうだなぁーなんて思っていると、ほどなくして「いいとも」のテレフォンショッキングにゲストとして登場。お尻が急に痛くなる「モニカ病」という奇病の話は、声をたてて笑った。

そして、源さんは私をラジオの世界まで誘った。この頃、源さんがパーソナリティーを努めていたのは「RADIPEDIA」だった。全部聞けたわけではないし、正直細かい内容までは覚えていない。割りと下ネタをいうんだなぁーとか、ラジオのメンバーと仲がいいんだなぁーとかそんなかんじだった。

ただ、その頃の新曲「知らない」のラジオ初オンエアに立ち会ったことは、強烈に覚えている。(あまり好きになれなかったら、どうしようとか、そんな心配は皆目無用だった。)リアルタイムで、源さんに「イヤホンで音量を上げて!」と言われるままに聴いた「知らない」は、私をまた源さんの虜にした。

くも膜下出血

私が大学1年生だった頃の源さんは、世の中に広く露出し始めた怒涛の1年間を過ごしていたように思う。

その1年間の最後にニュースに上がったのが、源さんのくも膜下出血の報だった。

動揺して、たかだか一ファンでしかないが、心配だった。
病名が病名だけに、病気前と同じ健康体には戻れないのかもしれないと唇を噛んだ。
一度復帰したかと思って、もう一度活動休止になったときは、「全快してくれ、無理しないでくれ」と、信じて願うことしかできなかった。

そんな真っ只中に発売されたのが、シングル「地獄でなぜ悪い」である。

奈落の底から化けた僕をせり上げてく ~化物より~

このシングルの特典DVDを、(他の特典DVDと違って)私はつらくて数回しか観れていない。それは、顔は出ないまでも、病床の源さんの様子が垣間見えたからだ。DVDではもちろん明るい風だったが、それでも源さん、そしてスタッフの不安や葛藤が伝わってきて、胸をつくようなつらさがあった。

ライブからの紅白

2回目の活動休止を越え復活した折、私は初めての源さんのライブ(星野源の復活アアアアア‼)に行くことができた。
実は、アーティストのライブにまともに行ったのは、これが初めてだった。

すごかった。自分の文章力が足りなくてうまく表現ですることができないができないけれど、”心が震える”とはこういうことなんだと思った。ただの歌なのに、こんなにも人の心に響き、人の人生をも変えてしまいそうな力があった。

また、このライブではあの人気キャラクター(?)ニセ明さんも初登場する。
ニセ明さんが生まれたきっかけは、源さんが入院中にやることがなく、カラオケのオモチャで「君は薔薇より美しい」を練習していたことにより生まれたキャラクターということだった。(おそらくこのライブの口上でしかなかった話だと思う)
今は、ニセ明さんが出る度に笑みが溢れてしまうものだが、元々は暗い入院生活で生まれたものだったと思うと感慨深いものがある。

そして2015年12月31日、源さんは紅白に初出場を果たす。
イカ大王様やバナナマンに紹介されながら、歌唱した「SUN」
「祈り、届くなら」と歌いながら涙を浮かべていた姿は、一ファンとして熱くくるものがあった。

そして怒濤の快進撃

2016年:ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」出演/楽曲「恋」の発表/恋ダンス 社会現象に等しかった。
2017年:楽曲「Family Song」 曲に込められた家族観の話を聞いたときは、胸にくるものがあった。
2018年:朝ドラ主題歌「アイデア」の発表 2番を配信ダウンロードで聴いたときは、何故だかじんわりと涙が出てきた。年末に発売されたPOP VIRUSも最高でしかなかった。

そして昨年2019年、星野源がアーティストとして配信したのがEP「Same Thing」だった。

突然の配信発表。全編英語の歌詞。 海外ツアーが始まることは知っていたが、「まさか」と言ってしまいそうなラインナップだった。
同じ星野源が歌っていることには変わりはない。昔も今も根底は変わらない。源さんから言わせれば「同じこと」だ。
けれど、ファンからすると今までの星野源とは一線を画す「新しさ」があるように思った。

これからの僕と星野源

あの日。
鬱々と家で、無為な時を過ごしていた少年の"僕"が、例えば「Same Thing」を聴いて、ここまで星野源の曲を、彼の世界を好きになれていただろうか?

多分、答えは否だ。

それは一面から見れば、寂しいことなのかもしれない。
きっとあの日の"僕"は、源さんのことを「人気らしいアーティストが、紅白でまた歌ってる」くらいにしかとらえられなかった。

でも、それでいいのだと思う。
源さんは、進化し変わっていった。
そして"僕"も変わったのだ。

今、変わらず源さんのことが好きな、源さんの見せてくれる新しい音楽、新しい世界が好きな"僕"でいられて、私は自分を誇りに思っている。

あとがき

2019年10月14日のおげんさんといっしょを観た興奮から、
"僕"と星野源について書いてみたが、いつの間にやら年まで越してしまった。
(紅白のおげんさんバージョン「ドラえもん」からの良音質「Same Thing」は堪らなかった)

ここまで書いておいてなんだが、自分のことを星野源の"ヘビーな"ファンとまで言っていいかはちょっと分からない。
毎週オールナイト日本を聴いているという訳でもないし、源さんがインスタ始めたからとインスタに飛びついた(折をみて始めたいのだが……)という訳でもないのだ。(引越し大名は観にいったと弁明しておく)
SAKEROCKから応援していたわけでもないので、古参としても中途半端なんだと思う。

でもファンの形も「ばらばら」でいいんだと、私は信じている。
きっと私とは違った思いで、この10年近い日々を過ごしたファンも大勢いることだろう。
そもそも私が書いたことは、源さんの望む音楽体験だったとも限らないのだ。

(自分でもびっくりする)長文になってしまったが、、、あくまで一ファンの戯言だと思っていただけたら幸いだ。
これからも源さんの見せる世界に、"僕"のペースでついて行きたいと思う。

2020年1月2日

【勉強会レポート】 Android Dev Summit2019報告会(主催: GDG Osaka)

自社のSlack投稿用に勉強会レポートを書いていたので、(折角なんで)ブログにも転用しようと思います!

行った勉強会

【大阪】Android Dev Summit2019報告会(主催: GDG Osaka) gdgosaka.connpass.com

内容は、Android Dev Summit2019を元にしたものでした!

ちなみにGDGとはGoogleのテクノロジーに興味、関心があるメンバーが集うグループ

一番印象深かったこと

話題に挙がっていて、直近でも役立ちそうな情報は「Android Stdio 4.0」の話でした!
該当セッション : What’s New in Android Stdio

http:// https://youtu.be/XPMrnR1_Biw

セッション中身についての箇条書き

  • gradle3.5以上(バグがあるらしいの3.5.2 以上がベスト)にするとBuildスピードが格段に上がる。
  • Buildスピードを可視化する機能が追加
  • build.gradleに以下を追加してBuildすると
 compileOptions{
     coreLibraryDesugaringEnabled = true
 }

古いAPIレベルでより高いAPIレベルを必要とするAPIにアクセスできる。
(割とびっくりな話ではないかと・・)

とのこと。
Android Stdio 利用される方は4.0試してみるといいかもしれません!

その他

  • Android Dev Summit2019のsessionの中で一番多かったのは「Jetpack」の内容だったらしい。
  • もうすぐアプリ購入等に「Cash purchases」が始まる(今のところ日本、インド、メキシコのみ)
    (ちなみにplay pointsって日本と韓国だけしかないらしいですね、知らなかったです)
  • 結構びっくりなプレゼント企画とかもあったので、かなり勢いのある団体かと思います!!

新規作成したファイルを選別してgit stashしたい

私が試した小技の話。
git stashの説明については以下を参照してください。
git stashすごく便利)

qiita.com

やりたいこと

タイトルの意味が伝わっているのか否か、微妙なところだと思う。
まずそもそもの話、git stashは新規作成した(untrackedな)ファイルはstashしない」
という特徴がある。(今まで追跡してなかったものは退避しないという考え方)

issueの区切りとか、開発の切れ目でstashしたい!!というときはちょっと不便。
で、やりたかったことは、追跡してなかったファイルの中でも.gitignoreファイルは残して、他のファイル(追跡したものも含めて)をstashしたかった。

新規作成したファイも含めてstashする

これはオプションuをつければ解決できる。
ただこれだけでは、新規作成したファイルから、どれをstashしてどれをstashしないのか選ぶことはできない。

stashしたい変更を選択する

これは一般的にはgit addでも使うであろう、オプションpをつければ良い。
しかし、オプションupは同時に指定することができない。

オプションkを組み合わせる!!

オプションkというものがある。
公式の説明をgoogle翻訳に突っ込むと、

インデックスにすでに追加されているすべての変更はそのまま残ります。

とのこと。
ということで stashしたくない新規ファイルをaddしておいてオプションuとkを使ってstashする ことで、擬似的に私のやりたかったことを実現します。

コマンドで書くとこんな感じ↓

# gitignoreファイル(stashしたくない新規ファイル)をインデックスに追加しておく
git add gitignore

# オプションkとuを駆使
git stash save -k -u "メッセージの追加も可能"

注意事項

オプションkは、インデックスに残した変更を 残す だけで、 インデックスした変更をstashしないわけでなはない 模様(インデックスも実はstashされている)

stashを適用するときにstashしたときにaddしていたファイルをインデックスから戻しておくと、無駄にコンフリクトがおきたりする。

つまりは、上記の方法でstashした場合は、stashしたときの状態に戻してから適用する必要があるのでご注意を(もちろん、インデックスしていたファイルに何かしらの変更を加えていた場合は普通にコンフリクトするかと思う)

個人的には違和感のある仕様ではあるが、、
gitignoreファイルを避けるくらいだったら、上に挙げた方法で特段問題はなかった。

DynamoDBからエクスポートしたCSVファイルをインポートしたい

既存で用意されているDynamoDBのテーブルと、同じ定義のテーブルを作る機会があった。で、開発時に使っていたテストデータを新しいテーブルに移したいなぁ、と思ったのが事の発端。

既存のtableのデータのエクスポート

エクスポートは簡単。
1、AWSコンソールのサービスDynamoDBを開く。
2、左メニューから「テーブル」を選択し、項目タブを開く。
3、エクスポートしたいデータを選択する。
4、AWSコンソールの「アクション」から「CSVへエクスポート」を選択。

テーブル名でCSVファイルがダウンロードされる。

インポートの正攻法

コンソール画面を見てもらったら分かると思うが、
残念なことにアクションの中に「CSVファイルのインポート」はない。

あっても良くない? と思わなくもないが「CSVファイルのインポート」の機能はNoSQLの思想に反するのかも、、しれない。

で、データを一気に入れたいときどうするんだよって話だが、
正攻法は以下っぽい。

dev.classmethod.jp

データを整形してS3にupするとか、なんかめんどうそう・・・

面倒そうなので非正攻法の手段を作ってみた

AWS CLIaws dynamodb put-item ~コマンドを使えば、DynamoDBにデータを入れることができる。
コマンドってのはこんな感じのやつ

aws dynamodb put-item --table-name 「テーブル名」 --item '{ "項目名": { "定義 (NとかSとか)": "値" }, "項目名": { "定義 (NとかSとか)": "値" }, ~~  "項目名": { "定義 (NとかSとか)": "値" } }'

上記コマンドの仕組みを利用して
DynamoDBのコンソール画面からエクスポートしたCSVファイルからAWS CLIのコマンドをshellファイルとして作成するプログラム
を作ってみました。

github.com

前提条件
AWS CLIの設定が完了している。
Python 3系が入っていてPandasが利用できる(動作確認は3.7.2でやっている)

使い方
1、ソースをクローンしてきて、同じフォルダ内にエクスポートしてきたCSVファイルを入れる。
(数行のソースなので、コピーして使ってもらっても大丈夫だと思う)
2、コマンドを叩く。

python create_insert_command.py [元のテーブル名] [新しいテーブル名]

元のテーブル名とは、正確にいうとエクスポートしたcsvファイルの[ここの部分].csv(test.csvならtest)

シェルファイルは、「新しいテーブル名」_import_「日付情報」.shの名称で同じフォルダ内に作成される。

第二引数は省略可能。省略した場合は、エクスポートを実施したテーブルと同じ名前でコマンドが生成される。つまり、シェルを実行すると、エクスポート先と同じテーブルにデータが書き込まれる。
(引数がない場合はリポジトリ内のimporttest.csvをコマンドに変換する)
3、シェルファイルを実行すれば、エクスポートしたデータがDynamoDBにimportされるという寸法

注意点
・Pandasを使用したので、データが多い場合はコマンド生成に時間がかかる可能性がある。
・大量の書き込みだと、結構お金がかかるかも?
・値にダブルクォーテーションなんかがあると、コマンドでエラーがでる可能性が高い。(今のところはテキストエディタでうまく置換してもらうしか回避方法なし)

あまり、大量のデータの場合は向かないかもしれませんが、
ちょっとしたデータだったら使えるんじゃないかと思いますー。

Red HatのApacheのバージョンを上げて!と言われたときに確認すべきこと

業務で実際に調査したことなのですが、備忘録として残しておきます。
この記事は2019/7/15に書いた記事です

事件は、httpd -vと叩いたときに始まった。

本番環境をAWSのRed Hat7のAMIイメージでサーバー構築していた我々。
(現状最新Red Hatサーバーを建てようと思ったら普通にやるとRed Hat8になる)
OSSのージョン整理する段でhttpd -vと叩いたときに驚愕の事実が発覚する。

バージョン : v2.4.6

えっ、Apacheってv2.4.39とか出てなかった? 古すぎじゃね???
となった訳、v2.4.6~2.4.39までの脆弱性対策とかどうなってるんやって話。
(ちなみにv2.4.6は2013/07/22にリリースされたバージョン)

新事実、オープンソースRed HatApacheのバージョンは中身が違った。

yumでインストールできんやん! と悪戦苦闘していた最中。
なんでv2.4.6なんだ?? という疑問が出ないでもなかった。
調べてみると、以下のような情報が出てくる。

access.redhat.com

access.redhat.com

2つ目のサイトをgoogle翻訳で訳してみると、
backporting(バックポート)なる概念があるらしいことが分かる。
ざっくりいうと、
古いバージョンを元にしているが、Red Hat社でセキュリティの問題は修正してリリースしてますよと言っているのである。
つまりオープンソースApachev2.4.6Red HatApachev2.4.6は違ったのだ。
というか、httpd -vではRed Hat内のApacheの正体は分からないのである。
yum list installed | grep httpdして、v2.4.6の先の数字をみる必要があったのだ。
今回であればhttpd-2.4.6-89.el7_6と続いていて、これこそが真のバージョン情報だった。(リリース日:2019/04/23)

説得しよう

Red Hat社でセキュリティを担保していることもあって、yumでは、オープンソース版のApacheはまっったくインストールできなかったのである。

ここで一点注意しなければならない点を説明しなければならない。

それは、Red Hat社でセキュリティを担保しているのは、Red Hat社がクリティカルだと思ったものだけというところだ。
脆弱性はCVEなるものでまとめられているが、CVEのレベルで「Low」となっているもの等など、Red Hat社は対応していないものも散見される。
個人的には、クリティカルな部分はおさえてあるのだから、運用上の利便性を蔑ろにしてまで、オープンソース版に変える必要はないように思っているが、プロジェクトリーダーやらなんやら説得するにはもうちょっと調査が必要かもしれない。
残念なことにRed Hat版のApacheはリリースノートのように、一覧でまとめられたものは見つけられなかったので、私はオープンソースApacheリリースノートとRed Hatの公式サイトのRed Hat CVE Databaseの検索で調査した。
(私の場合は、事前にクリティカルそうなCVEを抽出してもらっていたので楽だったが、全部みるのは大変だろうと思う。ここは若干仕方がない・・・)

httpd.apache.org

access.redhat.com

あとは、Red Hat版じゃなくて、オープンソース版にすると、こういった問題があるよ!的なことが、(ありがたいことに、)以下のサイトにまとまっているので、参考になるはず(少し情報は古いが)

teratail.com

以上、調査の役に立ってもらえたら幸いである。

NginxをEC2でUDPロードバランサーとして起動する方法

はじめに

AWSでNTPサーバーを立てようとして調べたこと。
ロードバランサー→NTPサーバーの構成にしたかったが、
2019年6月24日までAWSロードバランサー(NLB)がUDPに対応していなかったので、Nginxで自作しようとしていた。
(しかし、既の所でAWSが対応したという・・・)
細かい設定の調整はできていないが、Nginxでもロードバランサーとして起動できたのでここにまとめます。

前提

EC2のOSはRed Hatを想定

Nginxのインストール

あまり難しいことは考えず、yumで入れてしまいます。
以下のコマンドは基本的に管理者権限で実行する必要があります。(実際実行したときはec2-userだったのでsudoつけてます)

yumのupdateとnginxのインストール

yum update
yum install nginx

設定ファイルの編集

vi  /etc/nginx/nginx.conf

編集時の追記内容

 stream {
     upstream dns_upstream {
        server 192.168.136.130:123;
        server 192.168.136.131:123;
        server 192.168.136.132:123;
     }
     server {
             listen          123 udp;
             proxy_pass      dns_upstream;
             proxy_timeout   1s;
             proxy_responses 1;
             # error_log       logs/dns.log;
         }
 }

上記内容は、公式のUDPヘルスチェックのところを参考にしています。
html通信しないのであれば設定ファイルのhtml{}の部分をコメントアウトしても動くはずです。
ちなみに123ポートはntpのポート。dns_upstreamは各自指定しているDNS名なので条件に応じて編集が必要です。
error_logコメントアウトしているのは、取り敢えず初回起動させるためです。
ログファイルは、後々必要であれば作成してください。

nginx起動!

/bin/systemctl start nginx.service

# 以下のようなエラーが出る
Job for nginx.service failed because the control process exited with error code.
See "systemctl status nginx.service" and "journalctl -xe" for details.

お達しの通りsystemctl status nginx.serviceを実行すると・・・
結果↓

# 省略箇所あり

 ..Starting The nginx HTTP and reverse proxy server...
 ..nginx: the configuration file /etc/nginx/nginx.conf syntax is ok  
 ..nginx: [emerg] bind() to 0.0.0.0:123 failed (13: Permission denied)
 ..nginx: configuration file /etc/nginx/nginx.conf test failed
 ..nginx.service: Control process exited, code=exited status=1
 ..nginx.service: Failed with result 'exit-code'.
 ..Failed to start The nginx HTTP and reverse proxy server.

bind() to 0.0.0.0:123 failed (13: Permission denied)ってやつが一番重要な情報っぽい・・・
実際はsudoで実行しているし、権限大丈夫なはずなんやけどなぁと思って迷走してめちゃめちゃ時間取られてはまりました。
今回の原因はSELinux:Linuxカーネルに強制アクセス制御 (MAC) 機能を付加するモジュール(Wiki情報)のせいでした。
対応方法はこちら↓

# 現在の状態確認
getenforce

ここで Enforcingと出たらアウト
参考サイト通りに永続的に無効にします。

vi /etc/selinux/config

SELINUX=enforcingSELINUX=disabledに編集。

再起動!

reboot

再起動後にgetenforceやってDisabledになっておけばOK
あとはnginxの起動コマンド実行したらすんなりいけます。

/bin/systemctl start nginx.service

おまけ

以下の情報を見ると、「え、--with-stream等つけてビルドしなきゃ、ロードバランサーとして使えない??」ってなったのですが、上記の方法でも起動できたので気のせいのはずです。(途中でAWSのNLB使うことになったので、実用では使っていないのですが、一応一回疎通確認はしました)

ビルドはなかなかでした・・・
最後まで到達していない。GeoIP関連はGeoIP2になっていて入れられないし・・・

ちなみにyumでnginx入れると今んとこバージョンは1.14.1になるみたいです。

ではでは、また何かネタがたまったら書きますー

WordPressのテーマXeory Baseでstaticxx.facebook.comとの通信をさせない方法

ただただ原因箇所を探すのに時間が掛かった内容なので、
備忘録として残しておきます。(万一、同じ要件にぶつかった方はサクッと解決していただきたいb)
しょうもないっちゃしょうもない。
ちなみに書いている人はphpはかなり疎いのであしからず。

やりたいこと

題名の通り。
WordPressに無料テーマ導入して商用利用しようと思ったとき、
外部サービス(今回はfacebook)と通信して欲しくないってことがある。
(分からなくはない)
まあ、facebookと連携させる気全くないなら、余計な処理でもあるわけだ。

Firefoxなんか使うと、左下に小さく、しかし露骨に表示されたりする。

解決方法

何時間も探索を行った結果header.phpを編集したら通信しなくなるという結論に行き着いた。
編集箇所は以下の通り

// 〜〜省略〜〜 

<?php bzb_show_facebook_block();?>

// 〜〜省略〜〜 

// 〜〜省略〜〜 
<!--
<?php bzb_show_facebook_block();?>
-->
// 〜〜省略〜〜 

結論<?php bzb_show_facebook_block();?>コメントアウトしましょうって話である。
header.phpだったら、管理画面からも編集できるはずので、サクッといけるはず。

おまけ(探索方法)

WordPressサーバーのテーマが入っているディレクトリまで移動して、
grep 'facebook' -rl ./
とか叩いて、facebookと記載あるファイルの抽出→facebookの記載箇所のコメントアウトの繰り返しで行き着いた。

以上!!(しょうもないけど、しょうもないからこそ時間かけたくないところなのでは、と思う)

追記(2019/6/28)

facebookだけじゃなくて、他のSNSとも通信させないより良い方法を教えてもらった。

以下を

// 〜〜省略〜〜 

<?php bzb_header_social_buttons();?>

// 〜〜省略〜〜 

こう ↓

// 〜〜省略〜〜 
<!--
<?php bzb_header_social_buttons();?>
-->
// 〜〜省略〜〜 

<?php bzb_show_facebook_block();?>じゃなくて<?php bzb_header_social_buttons();?>コメントアウトさせるとより良いです。
こっちやったら<?php bzb_show_facebook_block();?>は何もしなくてよかった。